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ゼロエミ式キノコ栽培普及会-CiaoJapan-

ゼロエミ式キノコ栽培法はゼロエミッション研究構想のひとつのリンクとして様々な国で導入されているものです。食品廃棄物や野菜残渣などを培地とし、なるべく熱エネルギーを消費しないで、消石灰等で抑菌処理をして、ヒラタケ類を粗放的に栽培する環境負荷のかからないキノコ栽培方法です。日本ではまだ普及していないキノコ栽培方法ですが、自分は99年~02年までコロンビアの現地NGO団体CIAO、また03年よりNPO法人ゼリジャパンにおいて、この栽培方法を実験、実践し、この栽培法を学びました。世界で一番簡単なキノコ栽培の方法だと思っています。このキノコ栽培法を原木栽培法、菌床栽培法に並ぶ第三のキノコ栽培法に育てあげたいと考えています。


ゼロエミ式キノコ栽培実践例


tema 実践例を参考に自分なりのゼロエミ式栽培を開発して楽しんでください。


中規模栽培実践例

多少スペースがある人向けの実践例です。家庭で消費するには十分な量が収穫できます。個人で空きスペースを利用して栽培し、消費できない場合は直売所などで販売することもできると思います。

title NGO団体の子供たち

近所の市場で捨てられる豆のサヤやとうもろこしの芯などを貰って栽培実験をしました。手順さえ教えれば子供たちだけでも簡単に栽培できました。各家庭の現金収入UPのために栽培してもらうための実験でしたが、そこまでは実現しませんでした。残念です。

主 体 NGO団体 (子供グループ) 培地種類 豆のサヤ、モロコシ芯など
地 域 コロンビア 調整方法 改良ドラム缶石灰水浸水
規 模 中規模 水切方法 ドラム缶内一括水切
場 所 簡易栽培小屋、空教室 接種方法 手洗・野外・手振り混合
品 種 ヒマラヤヒラタケ 換気方法 キャップ法
収 量 良好 栽培容器 ビニール袋


とても働きモノの子供たちでした。うるさかったけど(笑)


培地にする豆のサヤを袋に詰めてます。


近くの市場で貰ってきます。市場にはトウモロコシの芯やサヤなど培地として使えるものが大量に棄てられています。 これはトウモロコシの芯。


ビニール袋に詰めています。


詰め終わりました。


この回は超簡単法(一括水切り式)の実験だったので、袋の端っこをカットしています。


キャップをはめます。


こんな感じです。浸水前にキャップと水切り用の穴を袋にあけてあります。


ドラム缶に入れます。


消石灰を用意。


水でよく溶かします。


石灰水を水で混ぜながらドラム缶へ。


培地は結構浮力があるので重石が大切。


完全に浸水するまで水を注入。


水没しました。


フタをして密閉。


準備完了。これで3~7日間放置します。


1週間後、特製蛇口(コロンビアは市場にいけばなんでもしてくれるので便利です)から水を抜きます。


いい感じです。なんともいえない匂いが漂います。


水が抜けました。


重石を取ります。袋の端をカットしたところからもちゃんと水が抜けています。


袋を取り出します。 ビニール袋は汚れてしまいますが、この方法(一括水切り式)は培地詰めを浸水作業前に行う(通常は浸水してから培地を袋詰)ので、外気に触れる時間が少なく害菌に接触する機会が少しは減ると思います。


種菌を入れます。 キャップの口から入れています。そのため作業しやすいように種菌容器はビンを使用しています。キャップをあらかじめ取り付けてあるので、袋口を開けて接種するよりも害菌に触れる機会が減ります。


接種後。自家製の小麦培地種菌です。


キャップに紙を被せてゴムで止めます。害菌を防ぎつつ換気する役目です。


コロンビアでは新聞が手に入りにくいのでワラ半紙を利用。ゴムは自転車チューブ。これが丈夫かつピッタリとする大きさで大変便利。


全部、浸水前にしてあるので超簡単です。もっと簡単にするならキャップを使用しないで、袋口を軽く結ぶだけでいいと思います。


使っていない教室の片隅で培養です。袋を排水のためカットした部分は洗濯バサミでとめています。汚れてもいい場所ならそのままでも問題ないと思います。棚を使うならカット下部分から水が抜けていくように置くのがベストです。


一か月くらいするとキノコの芽が出てきます。


少し大きくなりました。


発生


発生場所は外で簡単な屋根がけです。


階段の下も利用しました。